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マントラ |
・オーム フリーヒ ガハ フーン スヴァーファ ・オーム ガハ ガハ フーン スヴァーファ |
日本で唱えられている |
・おん きり(orきりーく)ぎゃく うん そわか ・おん ぎゃく ぎゃく うん そわか |
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◎誕生 あるときシヴァ神の妃のパールバティ女神が夫の留守中に自分の為の召使いを創ろうと思いつきました。 シヴァ神の家来は沢山居ましたが、お妃のパールバティの言う事を聞く人間は居なくて不便を感じていたからです。 |
そこでお妃は自分の垢を練って人形を作ってそれに生命を吹き込みました。 彼女はその新生児に「息子よ!」と呼びかけ早速命令を下しました。 それはお風呂に入っている間 門の前で見張っているようにというものでした。 ところがそこに夫であるシヴァ神が帰ってきました。 自分の家に入るのに見知らぬ男に阻止されたシヴァ神はその男と口論となり戦(イクサ)になってしまいました。 しかしこの男は相当強く、シヴァの手下達はことごとく叩きのめされました。 応援に駆けつけたヴィシュヌ神が幻術で惑わしている間に、シヴァが電撃で首を切り落としなんとかこの男を倒す事が出来たのです。 しかし息子を殺されたお妃(パールバティ)は激怒して、怪物を生み出して敵(かたき)を打とうとしました。 困った神々はその男をよみがえらす約束をしました。 シヴァ神は部下に命じました「北へ向かって行って最初に会った動物の頭を持って帰ってくるように」と、そして部下が持ち帰ったのが片牙の象の頭であったのです。 その象の頭を男の首に付け象頭神として蘇った男は、シヴァ一族の長男となり眷族の長(ガナパティ)の地位に付きました。 インドでは障害を取り除き成功と幸運をもたらす温和な現世利益の神様として一般大衆に広く信仰されているそうです。 富と繁栄の神様として特に商人の人たちに信者が多い一方、経典「マハーバーラタ」を口述筆記したという神話から知恵と学問の神様としての人気も高いそうです。 |
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日本では聖天様、大聖歓喜天、 として知られ男女神が抱き合った双身像は秘仏とされていますが、夫婦和合子宝の神様として人気があるそうです。 |